姑に実家を見下される日々に耐えていたが……
Mさんの旦那さんはそこそこ資産のある家の長男です。2人はいわゆるおめでた婚でした。結婚してすぐに義両親と同居することになったのですが、Mさんがごく普通の家庭の娘であることが気に食わない姑はさっそく嫁いびりを開始!
「こんな貧乏くさい人、うちには釣り合わないわ」などと、いちいちMさんの実家や両親をけなしてくるのです。それでも産まれてくる子どもの為に、Mさんは必死に耐えていました。
そんなある日、祖母の法事の為に同じ町内にある実家に帰ったMさん。実家は古いアパートで、築年数が古いためにあちこちガタが来ていました。実母はそんな状況に「孫も産まれるし、そろそろ引っ越しかねえ」と笑っています。
ここでクイズ
姑の言葉に深く傷ついたMさんは耐え切れず実母に今まで姑から言われてきたことを話しました。すると両親から意外なことを打ち明けられたのです。それはどんなことでしょう? ヒント! 両親が古いアパートに住んでいたのは倹約の為でした。
正解は……
正解は「倹約してコツコツお金を貯め、一軒家を建てていたこと」でした。Mさんは勇気を振り絞って旦那さんにも姑の暴言を訴えることに……。すると、姑は外面がよく旦那さんの前ではMさんに優しく接していたのにもかかわらず、旦那さんはMさんの話を信じてくれました。そして「もう家を出ます」というMさんの気持ちを尊重し、Mさんとともに家を出るというのです。2人はMさんの両親が買った一軒家で子育てをしながら、一緒に暮らすことになりました。
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本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:佐田 静
ftnコラムニスト:緑子