里帰り出産のために自宅のある長野から埼玉に向かっていた時の体験談です。乗り換えのために大きなスーツケースを持って階段を上っていると……? 今回は、人気の漫画をクイズ形式で紹介します。どんな結末になるか予想してみてくださいね。

妊娠、出産して気付かされた世間の優しさ

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ここでクイズ

突然あらわれ、駅で私の荷物を奪うようにして持って行った青年にびっくり! 「どこへ行くの!?」と一瞬ヒヤッとしました。彼が向かった先は、一体どこでしょうか? ヒント! 私は妊婦です。

正解は……

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正解は「階段の上」でした。妊婦の私を気遣い、重い荷物を運んでくれたのです。「ありがとうございます!」とお礼を言う私に無言で荷物を渡すと、青年はそのまま去っていきました。

その後、娘を無事に出産した私。するとさらに世間の優しさに触れる出来事がありました。大きな荷物を背負って娘を抱っこしていると、優し気な女性に「荷物お持ちしますよ」と声をかけていただいたり、娘と電車に乗れば学生さんに席を譲っていただいた事も。

近頃では「妊婦様」「子連れ様」など妊婦さんや育児中の女性を揶揄するような言葉をよく耳にするようになり、冷たい世の中だと感じていました。しかしこれらの体験を通し、私は「世間は優しさに溢れてる!!」と実感することができたのです。

もちろん、色々な事を言う人はいるでしょう。しかし私を助けてくれた人たちのような親切な方がいることも事実。今、私は「今度は自分の番」と困っている人を見たら声をかけるようにしています。さらに優しい世の中にしていきたいですね!

ftnサイトでは、このストーリーの完全漫画版も公開中! お見逃しなく。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:碧海自由
ftnコラムニスト:ききた