なんとそれは自分の黒い【パンツ】だったのです!!
顔から火が出るほど恥ずかしく「どうしてこんなことに?」と頭の中はパニック状態。
店員さんも苦笑いしていて、A子の顔は真っ赤。
「すみません……」と小さな声で謝り、逃げるようにその場を後にしました。
家に帰って冷静に考えてみると、原因は前日の息子とのやり取りにありました。
息子が自分のタンスにA子のパンツが紛れ込んでいることに気づき、それを「母ちゃんのパンツ入ってたぞ」とそっけなく投げて渡してきたのです。
そのとき、近くにあったバッグに見事に飛び込み──。
A子は全く気づかずそのままバッグを持ち出してしまったよう。
そのパンツ、実は黒いボクサーパンツタイプで、息子のものと間違えてもおかしくないデザインだったのでした……。
息子との関係の変化
この出来事を家に帰って息子に話すと、息子は大笑いし、A子もつられて笑いました。
とても恥ずかしかった出来事でしたが、これをきっかけに息子との会話が少しずつ増えてきました。
幼い頃のように「ママ大好き!」と抱きついてお話してくれることはもうないのでしょうが、それでも、このように一緒に笑い合える時間が増えたことがとても嬉しかったのです。
家族で共有する小さな出来事や笑いが、日常の中で何よりも大切な宝物。これからも、こんな風に息子とコミュニケーションを大切にしていきたいと思ったA子なのでした。
まとめ
本当に驚きのエピソードでしたが、そのおかげでA子と息子との距離が縮まって良かったですね。
2人の間でいつまでも語り草になるような出来事になったのではないでしょうか。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yumeko.N