モラ夫は自分のためには惜しげなくお金を使いますが、家族の出費に対してはいい顔をしませんよね。クドクド文句言ったり、ネチネチ嫌味を言ったり……。そんなモラ夫との生活に疲れてしまった、筆者の友人から聞いた体験談です。
確かに1円でも安い方が良いけれど
私と夫はもうすぐ結婚15年になります。
夫はお金の管理はいっさい私に任せず、すべて自分で握っていました。
そんな夫が毎週こだわって買っている物がありました。
あるメーカーの野菜ジュースです。
近隣のスーパーで買っても大して値段に違いがないのですが、1円でも安く買うためにわざわざ車を出して、底値で売っている遠くのスーパーまで毎週買い出しに行くのです。
自分では買い物上手と思っている夫
確かに1本198円のジュース1ダースと186円のジュース1ダースとでは288円の差がつきます。
ですがガソリンの値段が高い今、家から30分以上も離れたスーパーまでジュース1つのために、車で買い出しに行くのはいかがなものでしょう?
「時間もガソリン代もかかるから、少し高くても近くのスーパーで買ったら?」と声をかけると「少しでも安く買おうとする気がないおまえには、経済観念がない!」と逆切れ。
遠くまで時間とガソリン代をかけて買い物に行き、疲れて帰って機嫌悪く家族に当たり散らして過ごす夫。
私は時間とお金のかけ方を、間違っているような気がするんですけどね。
1円でも損をしたくない
食品や日用品は1円の差にまで目くじらを立てる夫ですが、好きな電化製品には惜しげもなくお金を使います。
しかもそれらはほとんど使うことなく箱に入ったまま。
やがて使うことのない電化製品たちが部屋を占領してきました。
使わないのだからリサイクルショップに引き取ってもらおうと査定してもらいに行くと「売るときは高い値段をつけるのに、こんな低い値段をつけてなんてあくどいんだ!」と怒り出し……。
結局そのまま持ち帰ってきました。