個人的な意見ですが、モラハラ夫は外面が良い人が多いような気がします。優しく、穏やかな性格だと思われている人が家ではまさかのモラハラ夫……なんてことも。今回は私の友人A子から聞いた、外面の良いモラハラ夫の話を紹介します。
交際中は優しかった夫
A子は社内恋愛の末、2歳年上の夫と結婚。結婚を機に専業主婦となりました。付き合っていたときはとても優しかった夫が結婚してからというもの、まるで自分が王様のような振る舞いをするように。特に束縛が激しく、A子が友人と食事に出かけるのもよく思っていませんでした。
家事育児は妻任せ……
2人の子宝に恵まれたものの、夫は「母親としてこうあるべき」という自分の理想像を押しつけてくるばかりで、子育てには非協力的。新婚当初から義理の両親と同居していたこともあり、姑を頼るしかありませんでした。姑は子守りはしてくれるものの、料理や掃除などは苦手で、家事はすべてA子が行っていました。
毎日帰宅も遅い……
一方、夫はというと仕事の付き合いや接待で毎日終電で帰宅。A子が「たまには早く帰ってきて」とお願いしても、夫は「仕事だから仕方ない」の一点張りでした。
同じ会社で働いていたこともあり、ある程度は夫の帰りが遅くなるのも理解していたA子でしたが……。家事や育児をA子に任せっきりにもかかわらず、夫はいつもA子に対して横柄な態度を取り、感謝や労わりの言葉も一切ないことにA子は心底失望していました。