孫を平等に可愛がってくれる義母もいれば、孫同士を比較したがる困った義母もいます。今回は、知人に聞いた面倒な義母のお話をご紹介します。

孫同士を比べる義母

義姉の娘(A子)とうちの娘は同級生。同い年ということもあり、姉妹のように仲良くしています。義姉との関係も良好で、2人が赤ちゃんの頃からお互いの娘を我が子のように可愛がり成長を見守ってきました。

ただ、義母だけは娘とA子をなにかと比べてチクチク言葉を言うようなちょっと困った人でした。

早生まれサゲ

というのも、A子は4月生まれでうちの娘は2月生まれ。いわゆる早生まれの娘に対して当たりが強く、4月生まれアゲ、早生まれサゲをしてくるところがありました。

「A子は体も大きいし運動もできるし読み書きも早い! それに比べて早生まれは体も小さいし幼いし、こんなに差が付いちゃあこれからが心配ね。計算して産んでくれたらよかったのにねぇ。」といったような発言をよく言われました。

たしかにA子と比べると娘の方が成長が遅めでしたが、生まれつきだけの問題ではないし個性もあるので……と、その度に私も義姉も娘をフォローするのですが、いくら言ってもやめてくれませんでした。

中学に入り逆転

ところが中学に進学してから立場が逆転しました。運動が苦手だった娘はすっかり体も大きくなって運動部で活躍するようになり、塾に通いだしてから成績が伸びて学年上位に。マイペースなA子を上回る成績を出すようになり、それを知った義母は悔しさからなのか今度は嫌味を言ってくるようになりました。

「4月生まれの子は元がいいんだから焦らなくてもいいのよ。早生まれとは赤ちゃんの頃から差が開いてるんだから」
しかし、ここで思いがけないところから反撃が上がりました。