お金の貸し借りはトラブルの元とわかっていても、親しい人に言われたら…。筆者の知人Aさんは、親友から「一生のお願い」と言われてお金を貸したそうです。しかし、親友のお金の使い道に納得できず、縁を切ることになりました。Aさんに起きたお金にまつわるトラブルを見ていきましょう。

親友からの「一生のお願い」

Aさんは20代後半の独身女性。堅実な性格で真面目に働き、コツコツとお金を貯めていました。そんなAさんのもとに、親友のTさんから連絡がきました。

Tさんは「一生のお願い! お金貸してくれない?」とAさんに頼みます。Aさんは少し迷ったものの親友の頼み事ならと思い、言われるままに100万円を貸してあげました。

親友のことを信頼していたAさんは、何に使うのかも聞かずお金を貸しました。Tさんは「本当にありがとう!」と感謝してお金を受け取ります。

Tさんのお金の使い道

その後、Tさんからの連絡が途絶えてしまったAさん。「人にお金を貸すときは、返ってこないものと思え」と祖母から言われていたので、100万円もあげたつもりでいました。あのお金でTさんが助かったのならいいと思っていたのです。