筆者の知人Aさんは、子どものいない人生を選択した女性です。選択子なしであることを公言していなかったAさんは、妊娠した友人からトンチンカンなマウントをとられることになってしまいました。妊娠は素晴らしいことですが、誰かと比べたりマウントのネタになるものではないはず。Aさんが体験したマウント事件を早速見ていきましょう。
我が家は選択子なしです!
Aさんは結婚5年目の30代半ば女性。持病もあり子どもを育てるのが難しいと考えていたAさんは、同じく子どもを望まない男性と出会い結婚。2人で穏やかに過ごせればと考え、結婚生活を送っていました。
結婚したら子どもを持つという考えの人が多く、「子どもはまだなの?」と聞かれることもありましたが、Aさんは選択子なしであることはわざわざ公言することでもないと思い、友人にも打ち明けていませんでした。
めでたい! 友人の妊娠
穏やかで幸せな結婚生活を送るAさんのところに、嬉しい知らせが届きました。それは大学時代の友人Cさんからの妊娠の報告です。
自身は子どもを持たない人生を選択したAさんでしたが、友人の妊娠報告は心から嬉しいと感じました。「生まれるのが楽しみだなあ」「出産祝いは何にしようかな」とCさんからの報告LINEを見ながら考えてしまいます。
しかし、Aさんのそんなお祝いムードをぶちこわす連絡がCさんからくるのでした。
「ひがまないでね」Cさんの失礼な一言
「おめでとう!」と連絡を返したAさんに、Cさんから電話がかかってきました。Aさんが電話に出るとCさんは信じられない一言を放ったのです。