知人の職場には、人のアラ探しばかりする困った同僚がいたそうです。アラ探しに夢中になりすぎた結果、とうとうあることをやらかしてしまい──?。筆者の知人から聞いたエピソードをご紹介します。
人のアラ探しばかりする困った人
以前勤めていた職場にAさんという女性がいたのですが、Aさんは人のアラ探しばかりする困った人でした。
ミスを見つけて事故を未然に防いでくれた、ということであればむしろ感謝するところなのですが、Aさんの場合、そういうことではありませんでした。
社内メールを数十通もチェックして誤字脱字を見つけたり、過去の書類を引っ張り出してミスがないか調べたりなど、「なんでそんなことしているの?」と、聞きたくなるようなことばかりしていたのです。
職場の人たちは、Aさんに声をかけられる度に「また何か言われるのか」とうんざりしていました。
さらにびっくりするのが、Aさんはアラ探しに夢中になりすぎて、本来の仕事をおろそかにしてしまうことが少なくないのです。
そのアラ探しに対する執着心は、異常なものに見えました。
うれしそうに大声でミスを指摘
ある日Aさんが、「Bさん、これ間違ってますよ!!」と周りの人に聞こえる大きな声で指摘したことがありました。
Bさんは、普段ほとんどミスをしない人です。そんなBさんのミスを見つけてなんだかうれしそうなAさん。あえて周りに聞こえるよう、大きな声で言っているように感じました。