思春期の子どもの扱いって難しいものですよね。わが子とはいえ、接し方が分からずに戸惑った経験がある人も多いのではないでしょうか? 今回は思春期にまつわるリアルなエピソードを子育て中の友人が聞かせてくれました。

泣きついてきた娘……一体何が?

しかし翌日、昨夜の強気な態度とは打って変わった泣き声で娘が「ママ~! どうしよう、これ?!」と助けを求めてきました。

見ると、昨夜娘が洗濯したお気に入りのワンピースがシワシワになっています。
自分で洗濯なんてしたことがない娘は、服を洗濯ネットに入れたり柔軟剤を使うことも知らず、そのまま洗剤だけ投入して洗濯し、洗濯表示も見ずに乾燥までしてしまったため、服の風合いが台無しになってしまったのです。

その日、娘は友達と遊びにいく約束をしていて、そのメンバーの中には気になっている男の子もいるので、どうしてもこのワンピースで行きたいと言います。
「どうしよう……」と悲しそうな娘を見て、仕方なく私はワンピースにアイロンをかけてあげました。

気長に付き合うしかない?

復活したワンピースを見て娘は大喜び!
予定通りそのワンピースで友達と遊びに行き、楽しい1日を過ごしてきたようです。

帰宅後、娘は気まずそうな顔をしつつも、私のところにきて「ママごめんね、ありがとう」と伝えてくれました。
生意気な言い方に腹が立つこともありますが、思春期や反抗期は成長の証でもあります。こちらもあまり神経質にならず、気長に向き合おうと思いました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの