でも、一安心する前に、相手女性がどんな方か知ることも大切です。
今回は、筆者の知人から聞いたお話をどうぞ。
1人息子が彼女を連れてきた
これは最近、1人息子が初めて彼女を我が家に連れて来たときのお話です。
私も夫も、もう60代。
仕事も退職し、のんびり老後生活を送っています。
そんななか、1つだけ心配だったのが、1人息子のこと。
息子は40歳になったにもかかわらず、女性の影はゼロ。
仕事は一生懸命しているようでしたが、ずっと実家暮らし。
趣味もないので、休日はずっと家でゴロゴロ。
使う機会もないので、お金を貯めるだけが生きがいになっているようでした。
『結婚したい』と聞いてほっと一息
『私たちがいなくなったら息子は独りぼっちになってしまう』
そんな心配をしていたあるとき、急にいつも定時で帰っていた息子が夜遅く帰るように。
身だしなみに気を遣うようになり、たまに休日もお出かけするようになったのです。
「これはもしかして」
と夫と話していると、期待どおりの展開に!
「実は彼女ができたんだ~」
「結婚したいと思ってる」
「次の週末連れてくるね!」
そう照れてハニカミながら話す息子を見て、微笑ましい気持ちになりました。
「どんな方かなあ?」
と夫と2人、楽しみにしていると……。
第一印象はよかったが……
約束の日、息子と一緒にやってきたのは息子とかなり年が離れていそうな小柄な女性でした。
名をA子さんと言い、どうやら息子と一回り以上年が離れているのだとか!
びっくりしましたが、明るい雰囲気に夫も私も好印象。
何より息子の幸せそうな笑顔を見て、安心していたのですが、1つ気になることが。
私「ハイブランドが好きなの?」
A子「そうなんです♡」
A子さんは、服もカバンも全て有名なハイブランド一色に包まれていたのです。
それだけならまだ何も思わなかったのですが……。
「全部俺がプレゼントしたんだ♪」
「ほかにもいつもサプライズしてる」
何と高級そうなものすべて、息子からの贈り物というではありませんか。
A子さんは話を濁そうとしていましたが、気が高まっている息子がさらなる気になる発言を!