誰でも指摘されたくない、努力では改善できないコンプレックスってありますよね。今回は私が出会ったコンプレックスを刺激してくる同僚とのエピソードを紹介します。よかれと思った発言だとしても、他人に踏み込み過ぎるのはよくないと感じた出来事です。

「顔、浮腫んでない?」

ある日のこと、いつも通り会社に出社すると同僚のAさんという女性から「○○さん(私の名前)、顔が浮腫んでない?」と指摘されました。自分でも浮腫んでいることは自覚しているので「浮腫みやすい体質なんです。」と説明してその場を収めようとしました。

が、Aさんは続けて「いやいや浮腫み過ぎ。病気でしょ。」と、私のことを病気に違いないと断定してきたのです!

ちょうど一週間前くらいに病院へかかっていて、その際に血液検査などもおこない、体に異常はないことを確認していたので「ご心配ありがとうございます。でも、病院にも行って問題ないと言われたばかりなので大丈夫です。さぁ、仕事しましょう」と伝えました。

しかしそれでもAさんの指摘は止まらず「甲状腺の病気だ。」「それで問題ないわけがない。」と、コンプレックスを刺激し続けます。

周りにいた同僚たちが「Aさん、人の容姿に必要以上にあれこれ言うのは、失礼過ぎます。」「本人が問題ないと言っているのに……。ましてやAさんはお医者さんじゃないでしょう。」と間に入ってくれましたが、Aさんはいつまでも「絶対に病気だ。」と言い続けました。

上司に報告

あまりにもしつこい『病気認定』と、周囲にも聞こえる指摘に、さすがに頭に来たので上司に今日の出来事を報告しました。

心配して言ってくれていたのかもしれませんが、結果Aさんは上司に呼び出されて「人の容姿を批判する前に仕事をしなさい。」と注意されたようです。

とても不快な出来事でしたが、周囲がフォローしてくれたり、上司がきちんと注意してくれたりしたおかげで、スッキリ解決できました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A