自分は大丈夫
地方自治体によって違うかと思いますが、私の住むところは毎年子宮頸がん検診のお知らせが来ています。
30代のころは毎年子宮頸がん検診を受けていました。
ですが40代に入ると「自分の健康に対する過信」と「通院のめんどくささ」から、検診に行く足がしだいに遠のいていきました。
たまたま気になった検診のお知らせ
気がつけば子宮頸がん検診を受けなくなって5年以上が経っていました。
今までは見て見ぬふりをしてそのままほったらかしにしている検診のお知らせが、その年はとても気になりました。
「さすがにそろそろ検診受けないとまずいよね」と、やっと重い腰を上げて婦人科に向かったのです。
「ちょっと大きいよねぇ」医師から告げられた言葉
数年ぶりの内診台にすわり、医師が検診を進める様子を聞いていると「あー、子宮頚管にポリープがあるね。ちょっと大きいね」と思いもよらない言葉。
医師によるとポリープは小指の先ほどの大きさになっていたそうです。
「じゃあ、今から取っちゃうからね~」とその場で切除。ポリープは検査に出されました。
子宮頚管ポリープとは
子宮頚管ポリープは子宮の入り口にできる良性の腫瘍で、悪性であることは少ないそうです。
ですがポリープの数が多かったり大きくなっていると、入院して手術になることもあるんだとか。
私は医師からおそらく良性であると告げられていたものの、「万が一悪性だったらどうしよう?」と結果がわかるまで気が気ではありませんでした。
自分の体は自分で守ろう
2週間後に結果を聞きに行くとポリープは良性。そもそもの目的だった子宮頚がん検診の結果も異常無しでした。ですが、自分は健康であると思っていても、気づかないところで問題が起こっているかもしれません。
病院に行くのが面倒、という気持ちもわかりますが、子宮頚がん検診に限らず、健康診断は定期的に受けて病気を早期発見し、自分の体は自分で守ることが大切だと思った出来事でした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています
ltnライター:K.Sakura