モラハラ気質の夫を持った妻も大変ですが、子どもがいる場合は子どもにも影響を与えてしまいます。これは筆者の友人・K代から聞いたお話。モラハラ気質全開の夫に対し、K代の娘が起こした反乱のエピソードをご紹介します。

夫は「お前は反抗期なのか? 父親にそんな口きいて!」と怒ったのですが「は? 別に反抗期じゃないけど? ただ単にあんたのことが大嫌いなだけ。父親とは思ってないし。」と反撃されたのです。

言い合い

夫は娘の発言に「子どもの癖に!」と言い返したのですが
「お母さんがグラス割っただけでそこまで言う? そういうところが信じられない!」と娘は怯まず。「お母さんが弁償するって言ってるんだから、それでいいんじゃないの? お母さんよりグラスの方が大事なの?」と正面からぶつかりました。

これにはさすがの夫も何も言えず。
「気付いてないんだったら、それはそれで問題だけど、あなたは思いきりモラハラ男なんだよ? 会社の人にも教えてあげようか? きっと会社でもハラスメント三昧なんじゃない?」と娘が畳みかけると、夫は気まずそうに部屋を出て行ってしまいました。

改心

まだまだ子どもだと思っていた娘に、あそこまで正論で言い負かされてしまった夫は、さすがに少し大人しくなり、私や娘に対しての高圧的な言動は少なくなってきました。

外面の良い夫のことです……万が一、娘にSNSなどで拡散されたら困るとでも思ったのでしょうか?
それにしても、子どもはいつの間にか大きくなっているんですね。
娘の勇気や冷静さに、我が子ながらアッパレと感動してしまいました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K