自分の娘の子どもばかり可愛がって、孫差別をする……そんな義母は孫たちにも大切にしてもらえませんよね。これは筆者の友人・Sから聞いたお話です。授かり婚をしたSをイビリ抜いた義母の末路とは?

孫差別

私は若い頃に授かり婚をしました。
夫も若かったこともあって義両親にはさんざん反対され、何とか結婚は認めてもらえたものの、結婚後も嫌がらせを受けていました。

特にひどかったのは義母。
自分の娘(義妹)の子どもはこれでもかというくらい甘やかし、さまざまなプレゼントなどを送っているのに、私の子ども達には、まったく関心を示さなかったのです。
私は差別されることがかわいそうだったので、あまり子ども達を義実家と関わらせないようにしていました。

クレーム

ある日、義妹の嫁ぎ先から「勝手にいろいろなものを買い与えるのはやめてほしい」というクレームが義母に入りました。
確かに高額な物でも「欲しい」と言われたら何でも買ってあげていたのは事実。
どうやら義妹の嫁ぎ先のご両親に、孫たちが「あっちのおばあちゃんは何でも買ってくれるのに!」と文句を言ったそうなのです。

キツい口調で文句を言われた義母は意気消沈。
するとなぜか、急に我が家の子ども達に接触するようになってきました。

知らないの?

息子が高校生になった年に、いきなり義母が何の前触れもなく我が家にやって来ました。
ニコニコしながら子ども達の話を聞き出そうとする義母。
息子が高校生になったことを話すと「え? まだ高校生なの?」と言い出しました。

義妹の子ども達と我が家の子ども達は年齢が離れていて、息子は義母にとって初孫です。
忘れていたのではなく、初めから覚える気はなかったのでしょう。初孫の年齢すら覚えていない義母に、私はとても腹が立ち、子ども達は心底呆れた顔をしていました。