節約をすることはとても大切なことですが、それがマナー違反だったり、相手に対して失礼なことだったりすると、それは『ケチ』というレッテルを貼られてしまうことにもなります。これは筆者の友人・A子から聞いたエピソードです。『ケチ』な義妹の価値観には驚かされます。

言い訳

すると、次の日義妹から私に電話がかかってきました。
「兄さんから聞いたんだけど、ご祝儀足りなかったって本当?」とあっけらかんと聞いてきたのです。「新札だったからうまく数えられなかったのかなぁ?」と言い訳をする始末でした。

私が「1万円頂いたってことだから、お返しは1万円の半返しで良いよね?」というと、「え? 私は5万円包んだつもりだったんだけど。」と訳の分からないことを言い出しました。
お嫁さんがお返しに困っていると話すと「それは気持ちの問題だからね。」となぜか開き直り。
義妹は1万円しか包んでいないのに、それ以上のお返しを要求しているような言い方をしてきたのです。

昔から

私は夫に義妹から連絡があったことを伝え、話の内容を相談すると「アイツは昔から金に汚いところがあるんだよ。自分の妹ながら情けない! 今回のことは1万円で考えればいいよ。」と一言。
夫曰く、義両親ともさんざんお金の話でモメたことがあるとか。

いくらお金に汚いとか、ケチだからと言って、ご祝儀袋に書いた金額を入れないという非常識な行動に私は呆れ果てました。

その後

義妹がうっかり間違えたのか、確信犯だったのかはわかりませんが、結局、息子は頂いた1万円の半返しをしたそうです。
特に義妹からは何も言ってきませんが、これからは注意してお付き合いしていかなきゃいけないなと思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K