娘が3歳のころ、子どもが好きなイベントにいくため旅行会社のバスツアーに参加したときの私の実体験です。眠くなってきてぐずりだす娘にあげたもので大惨事に……車内での子どもの飲食には十分な注意が必要と大反省した出来事です。

機嫌をとるための飴玉が……

普段はほとんど食べさせたことのなかった飴玉。しかも、いつ大きく揺れるかわからない車内では絶対にあげたりはしていませんでした。

ですが、この時は周りの人に迷惑をかけてはいけないという気持ちのほうが勝ってしまい、これで娘の機嫌が落ち着くなら……とつい飴玉をあげてしまいました。

するとその直後、バスが急ブレーキをかけたのです! バスの揺れで、飴玉が娘の喉に詰まってしまいました。

私は青ざめて、大慌てで娘の背中を叩いて飴玉を出そうとしましたが、なかなか取れず娘も苦しみ出しました。

私は無我夢中で泣きそうになりながら必死で、娘の背中を叩き続けました。車内も騒然となり、事態に気付いてくださった旅行会社の添乗員さんも、バスをどこかに停めて救急車を呼びましょうか? となったときです。

ポロリと娘の口から飴玉が出てきたのです。

車内での飲食には要注意!

幸い大事に至らず本当に良かったですが、苦しい思いをした娘にも、迷惑をかけた周囲の人にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

これ以来、やはり車の中や動きながら飴玉を食べるのはとても危険なので、絶対にしないように娘にも細心の注意を払っています。

少しくらい大丈夫だろうという自分の浅はかな行動に大反省した出来事でした。
小さい子はちょっとしたことで、物を喉に詰めやすいので皆さんも本当に気を付けてくださいね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M