様々な事情が重なって、急に心の限界を迎えてしまった経験はありますか?
そういうときこそ、家族や周りの人の支えが大切ですが、なかには古い価値観を押しつけてくる厄介な人もいるようで……。
筆者の知人から聞いた、とんでもない義母エピソードをどうぞ。
そういうときこそ、家族や周りの人の支えが大切ですが、なかには古い価値観を押しつけてくる厄介な人もいるようで……。
筆者の知人から聞いた、とんでもない義母エピソードをどうぞ。
勝手に家に押しかけてきた義母
そんなある日、急に『ピンポーン』と家のチャイムが。
なんと義母が断りもなく勝手に我が家にやってきたのです。
夫から簡単に娘の話はしてあり、『そっとしておいてほしい』と事前に伝えてはありました。
そのため『娘を元気づけようと思ってきたのかな』と考え、娘に会わせたのですが……。
娘に酷すぎる声掛けを!
「鬱なんて病気でも何でもないわ」
「根性がないだけでしょう!」
「我慢しなさい、我慢よ」
なんと義母、娘に寄り添うどころか、娘が休職している事実に腹を立てて叱りにきたのです!
これを聞いて、途端に泣きだす娘。
私も夫も『我慢すればいずれうまくいく』という古い価値観を押しつけてくる義母に猛反発しました。
「なら、お義母さんも我慢すれば離婚しなくて済みましたよね?」
「鬱は立派な心の病だから」
「どうして寄り添えないの!?」
そう私たちからブチギレられ、娘の
「もう二度と会わない!」
との宣言を受け、ようやく自分の愚かさに気づいた義母。
すぐに『ごめんなさい』と謝っていましたが、時すでに遅し。
「帰って!!」
と娘にものすごい剣幕で怒られ、グチグチ言いながらも帰っていきました。
その後
それから私と夫は『娘を第一に考えよう』という意見で一致。
そのときはかなり辛そうな娘でしたが、1年経った今、前の会社を退職し、新たな職場で元気に働けています。
もちろん、あれから義母とは娘だけでなく、私も夫も会っていません。
励まそうと思って言ってくれたのかもしれませんが、今後も、古い価値観や自分勝手な思想を押しつけてくるような人とは関わらないよう気をつけています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい