「子どもが熱を出した」「突然身内に不幸があった」
さまざまな事情で急遽仕事を休まざるを得ないケースもありますよね。
しかし、上司によっては理解してもらえず、苦しむことも……。
今回は、筆者の友人から聞いたエピソードをご紹介します。

育児に奮闘するママ

私は30代のワーママです。

今年5歳になる息子の妊娠が発覚してから、それまで勤めていた会社を退職しました。

息子が3歳になったころ、近くのコンビニでパート勤務するように。

夫は多忙で、ほぼワンオペ育児状態でしたが、幸い実家も自宅から近く。

両親が孫をたくさん可愛がって面倒を見に来てくれるので、何とか毎日頑張れていました。

仕事がかなりブラックだった

一方、仕事はなかなかハード。

男性店長がかなり偏屈な方で、ミスをすると新人でも関係なしに怒鳴ってくるのです。

そのため、せっかく入ってきてくれた子もすぐに辞めてしまうように。

その分、シフトはほかの従業員で補う必要があるので、少ない人数で仕事をするのは大変でした。

そんなある早朝、母から電話が。

「朝4時に何の用だろう?」
と不思議に思いつつ出てみると……。

急遽病院に行くことに!

「お父さんが倒れたの!」

なんと、父が突然倒れ、意識のない状態のまま緊急搬送されていたのです!

母はかなり狼狽えているようで、なかなかうまく話してもらえず。

私はすぐに病院へ向かう旨を伝え、店長に連絡しました。

今まで急にお休みをもらうことはありませんでしたが、今回ばかりは緊急事態。

場合によっては最悪の状況も考えられるなか、すぐに病院へ向かおうとすると、店長から電話が。

支度しながら出てみると……。