結婚したことで親族になった場合、すぐに縁を切れるわけではないので対応が難しいですよね。
今回は、イジワル義姉に悩まされていたという筆者の知人から聞いたお話です。
長年交際した人と結婚
私は2年前、大学時代から付き合っていた人と結婚しました。
交際期間も5年と長く、社会人3年目を迎え、余裕が持てるようになった私たち。
そこで将来の話をするようになったころ、夫からプロポーズされたのです♡
優しくて大好きな夫と結婚でき、幸せな毎日。
先に結婚した友人からは、『義母とうまくいかない』と愚痴を聞くこともありましたが、私はあまり心配していませんでした。
義両親も優しくて大好き
というのも、交際期間が長かったこともあって、義両親との付き合いも長いのです。
温かく穏やかな義両親のことが、昔から大好きでした。
幸い、義両親も私のことを気に入ってくれていて、夫と4人で一緒に旅行に出かけるほど。
結婚が決まった際には泣いて喜んでくれたことを覚えています。
しかし、1人だけ気になる存在が。
それが、社会人になってからも実家暮らしを続ける義姉でした。
イジワルな義姉に困っていた
義姉は【何でも比べたがり屋】の性格。優劣つけては人を見下すことが趣味のようでした。
結婚してからは、そんな義姉からなぜか敵対視されるようになったのです!
特に嫌だったのが、【神経質扱い】されること。
私のことを嫌っているのに、勝手に自宅に押しかけては家の隅々をチェックする義姉。
「いつ来てもキレイねえ(笑)」
「本当、神経質すぎでしょ」
元々掃除が好きな私をいちいち馬鹿にしては見下してきました。
そのたびに夫も義両親も注意してくれますが、それがまた気に入らないのか、どんどんエスカレート。
さすがにイライラが溜まってきたある日、朗報が!
なんと義姉が遠くの地に転勤になり、実家を離れ一人暮らしすることになったのです。
家事を一切手伝っていなかった義姉を義両親は心配していましたが、義姉はなぜか自信満々。
「別に何とでもなるわ」
「神経質な誰かとは違うもの~」
と私を散々嘲笑って家を出ていったのですが......。
あれほど馬鹿にしていたのに...
苦手な義姉とも会わなくなり、穏やかな生活を送ること4か月。
梅雨が終わり、夏本番の暑さを迎えたころ、義姉から私にだけ『とにかく急いで家に来てほしい』との連絡が入りました。
せっかくだからと4人で向かうと、義両親の姿を見て焦りだす義姉。
夫がなだめつつ、みんなで部屋に入ると......。
「何この汚さは!?」
なんと義姉は掃除を全くしていなかったようで、悪臭漂う汚部屋に。
さらには、換気も怠っていたためか、お風呂を中心に【カビ】が大量発生していたのです!
ごにょごにょ何か言い訳をしている義姉でしたが、義両親は大激怒。
「人のこと散々神経質と馬鹿にして、あんたこそ無神経すぎる!」
どうやら義姉は私だけ呼んで、きれいにしてもらおうという魂胆だったようでした。
ガクッとうなだれる義姉を見てスカッとした私。
それからは定期的に義両親が抜き打ちチェックに行っては、徹底的にしごいているそうです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい