『子どもをどう育てるか』という教育方針は、千差万別。
それぞれご両親の考えや想いがあるでしょう。
でも、だからと言ってあまりに厳しい教育を貫いていると、思わぬ危険が待ち構えていることも……。筆者の友人から聞いたエピソードをご紹介します。

みんなで公園に行き遊んでいた

私は5歳の娘がいるワーママ。

その日は、保育園で仲良くなったママ友たちと子どもを連れて、公園で遊んでいました。

友達と楽しそうに遊ぶ娘を見つつ、育児話などで盛り上がる私たち。

とっても平和な時間が流れていたのですが……。

厳しい教育ママ

「あらあら、みなさんいるのね」
「私たちも入れてちょうだい♪」

そう声をかけてきたのは、ママ友のA子。

実は私、A子に苦手意識を持っていました。

というのも、教育熱心なA子は、他人の子育てにまで口出ししてくるから。

私も保育園の送迎でばったり会ったとき、ジロジロ見ては矢継ぎ早に質問され、上から目線で注意されていたのです。

「女の子らしい格好させたら?」
「塾や習いごとは早く始めるべきね」

そのたびに何とか交わしてはいたものの、自論を押しつけてくるA子とはあまり関わりたくありませんでした。

周りを見ると、どうやらほかのママ友も同じ雰囲気。

でもそんな空気を読むことなく、A子は息子さんを子どもたちと遊ばせ、私たちの輪に入ってきたのです。

子どもに飲み物を与えなかった

それからはA子の教育議論に付き合わされることに。

『早く帰りたいなあ』と思いつつ、一度子どもたちに休憩時間だからと水分補給をさせていると……。

「これくらい耐えないと」
「男の子は強くならないとダメ」

そう言って、のどの渇きを訴える息子さんに飲み物をあげなかったのです。

私やほかのママ友が注意するも、耳を貸してもらえず。

息子さんの体調を心配していると、悲劇が!