今回のお話は筆者の友人から聞いたとんでもエピソードです。
「週末の空いた時間。子育てもひと段落したし、ちょっとしたお小遣い稼ぎに仕事でも行けば?」
筆者の友人は、そんな提案をしてくれたママ友に少なからず違和感を覚えたといいます。

とはいえ、お金はあっても困らないので……。

ですが、お金はあっても困るものではありません。
当時にしては時給もよかったので、私は彼女の話に乗り、仕事を始めることにしました。
詳しく聞くと、ママ友が以前働いていた料理屋さんなので、口利きができるとのこと。
そのため、店主とのちょっとした面接程度で採用が決まりました。
だだ、お客さんがひっきりなしに来る人気店なので、仕事は思いのほか大変。
それでも、まかないがおいしいといった、いいところもありました。

別の問題が浮上

お小遣い稼ぎができることは大変ありがたかったのですが、しばらくすると、それとは別の問題が浮上しました。
なんと、週末は家にいてダラダラしているだけの旦那が、頻繁に家を空けていると子供が教えてくれたのです。直感的に「おかしいな」と思いました。

「どこかに出かけているの?」と旦那に問いかけても、「ちょっとドライブ」とはぐらかしてばかり。
ですが、そんな矢先のことです。仲のいいママ友が
「この前の日曜日だけど、あなたの旦那さんとA美が、仲良く手を繋いでホテルに入っていくのを見たわよ」と教えてくれました。
なんと、私に仕事を紹介してくれたママ友と旦那の不倫が発覚!
私に家を空けてもらいたいがために、週末働くように勧めていたと知り、大変ショックでした。
ママ友から慰謝料をもらって和解しましたが、なんとも嫌な気分になった出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:雲川 はるさめ