最近では子育てに参加する父親も増えていますが、いまだに子どもの事は母親任せという家庭もあるようです。今回は、子育てにノータッチだった父親が急に口を出してきて、ひと悶着あったという筆者の友人から聞いたお話をご紹介します。子どもは見ていないようでしっかりと見ていますよね。
子どもに興味のない夫
うちには小学6年の一人娘がいます。一人っ子だと親が手を掛けて大事に育てるようなイメージを持っていたんですが、うちの夫は違うようで、娘が小さい頃から子育てには参加せず全部私に任せきりでした。
ちょっとした相談をしても、「俺は仕事が忙しいから、子育ては任せるよ」と仕事ばかり。休日も接待ゴルフやサッカー、長期出張も多く、久しぶりに夫の顔を見た娘が人見知りをして泣くくらい距離感がありました。
娘の成績を相談しても他人事
そんな状態で小学校高学年になり、授業内容が難しくなり娘の成績が下がってしまいました。基本はできているけど応用問題になると躓くことが増え、通知表も悪くなってしまい……。夫にも成績のことを相談してみましたが、「基本ができてるなら大丈夫。みんなこんなもんだろ」とろくに話も聞いてくれませんでした。
このままではいけないと宿題に付き添ったりしてみましたが、6年生になっても成績は上がりませんでした。
急に父親面した夫に娘は
ママ友に娘のことを相談してみると、高学年になり塾に通う子も増えているし試してみてもいいかもという話になりました。そこで夫に塾に入れようかと相談すると、「そんなに悪いのか! もういい、俺が教える!」と急にスイッチが入り教育パパ化したんです。