友人のA子から聞いた、ママ友との間で起きたお話です。
A子は数人のママ友とランチに出かけました。注文の時に仕事の電話がかかってきて、自分の注文をママ友に頼み10分ほど席を外していました。電話から戻ると、次々と食事が運ばれてきますが、自分の料理だけが運ばれてこないというトラブルに遭遇してしまいました。何が起きたのかと探ると、ママ友のB美が関与していて……?

なんとB美は「A子から『料理が冷めるから食べて欲しい』と言われた」と他のママ友に説明し、A子の料理を勝手に食べていたのです。
もちろんそれはB美の真っ赤な嘘。すぐにバレる嘘をついて料理を横取りしたB美に、A子はもちろん他のママ友も絶句してしまいました。
他のママ友はA子が再度注文をしたと思っていたようです。B美も堂々としていたので、料理をかっさらって食べていたとは思っていなかった様子。
B美は「また注文すればいいでしょ? 温かい料理が食べられてよかったじゃない」と悪びれる様子もなく、本気でそう思っているようでした。本当に悪気はなかったのかもしれませんが、A子はドン引きしてしまい、B美とは距離を置くことにしたそうです。
B美はバレないとでも思っていたのでしょうか? こういうことは食べ物に限らず、相手の本性がよくわかりますね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:じん まなみ
ltnライター:江田愉子