反抗期の我が子の辛辣な言葉に、ショックを受けることってありますよね。ただ、反抗期には必ず終わりが訪れます。今回は、反抗期を乗り越えたママ友Aさんから話を聞きました。
娘の反抗期
Aさんには当時中学1年生のBちゃんがいました。Aさん親子はいつも一緒に洋服を買いに行くなど、まさに友達のような親子でした。
しかし、Bちゃんは中学に入学した頃から、Aさんと距離を置くようになってしまいます。Aさんが一緒に出かけようと誘っても、「お母さんと一緒に出かけたくない」と断るようになったのです。
さらに「しつこい! もう話しかけないで!」とAさんを突き放そうとするBちゃん。Aさんは「これが反抗期か……」と痛感しました。
母の気持ち
別人のように冷たくなった娘。Aさんは人懐っこかったBちゃんの姿を思い出し、「もうあの頃には戻れない」と寂しくなりました。
その後、Bちゃんの反抗期は次第にエスカレート。中学校3年生になると、Aさんが話しかけても完全に無視するように。そのたびに悲しい気持ちになったAさんですが、ここで覚悟を決めたのです。
AさんはBちゃんを叱らず、ジッと耐えることにしました。さらに、話しかけるのを必要最低限にしたのです。
理由は、Aさん自身も反抗期の時は「干渉しないでほしい」と思っていたから。娘の立場になって考えると、あれこれ言うのは逆効果だと悟ったのです。