怒り心頭
私は普段は温厚なタイプなのですが、子どものことになると感情的になることがありました。
私はN紀の言った言葉に猛烈に腹が立ち、日頃のことも重なって怒りが爆発してしまったのです。
「今さらそういうこと言わないでくれる? 私に息子がいることは最初からわかってたことだろうが!」
私は家に帰ると荷物をまとめ、息子2人を連れて実家に帰ることにしました。
脅し文句
これに焦ったN紀は、私に対して何度も電話を掛けてきました。
私が電話に出ないと
「帰ってこなかったらどうなるかわかってんだろうな!」
と脅し文句を留守電に!
実は、私の狙いはこの脅し文句を証拠として残すことでした。
私は録音された留守番電話の音声を持ってN紀の実家へ行き、義両親に相談することにしたのです。
効果てきめん
義両親は、2人の息子たちをとても可愛がってくれていました。
私は今回のいきさつやモラハラぶりを説明し、音声を聞いてもらうことに。
今までのモラハラも考えると、離婚も致し方ないと言うと「それは待ってくれ! 私たちが説得するから!」とN紀に話をしてくれることになりました。
その後、N紀はこっぴどく怒られる羽目になりました。
N紀の父親はとても厳格な人で、未だに頭が上がらない状態のN紀には効果てきめん♡
その後、N紀は私たちにきちんと謝り、S太や私に対するモラハラはだいぶ収まって来ました。
言って良いことと悪いこと
親子だから、夫婦だからという関係性でも、絶対に言ってはいけないことがあります。
私はN紀に「今後、S太に対してああいうことを言ったら、今度は絶対に離婚する」と伝えました。
N紀がどんなつもりで子どものいる私と結婚したのかはわかりませんが、私はこれからも2人の息子を大切に育てていきたいと思っています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K