高齢ドライバーの運転マナーに驚かされたことはありますか? 車が主な移動手段になっている地域では、何かとトラブルに巻き込まれることも……。これは筆者が実際に遭遇した高齢者の運転する車による事故のお話です。
衝突
当然軽自動車は私の前にいる車に衝突し、その後もスピードを緩めることはなかった(おそらくアクセルを踏み続けていた)ため、前の車は押されて私の車にもぶつかってしまいました。
ようやく軽自動車が止まったので、私と前の車の運転手が出ていくと、運転席には高齢者の男性が無表情で座っていました。
前の車の運転手が窓を開けるように言い、「何やってんの? 大丈夫?」と声をかけると「え?」と聞き直す始末。
けがはしていない様子でしたが、こちらの声がよく聞こえていないのか、とんちんかんな独り言をブツブツ言っているような状態だったのです。
お手上げ
その後、通報を受けた警察が来て話をしていましたが、何度も聞き返されたり、質問にきちんと答えられていなかったりという状態だったので、警察官もお手上げ。
どうやらかなり耳の遠い方だったようです。
途中で聴取を諦め、「家族の人に連絡してくれる?」と言われていました。
確かに、私の住んでいる地域は不便な地域ではありますが、周りの音も聞こえず、自分が何をしたのかも理解できない状態で運転をするのは危険極まりないです。
いろいろな事情はあるかと思うのですが、免許を返納して車を運転するのをやめてほしいというのが本心です。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K