結婚したとはいえ、夫婦は元はと言えば赤の他人です。一つ屋根の下で暮らす以上、感謝の気持ちを忘れてはいけません。しかし、長年一緒にいると感謝の気持ちを忘れてしまう人もいるようで……!? 今回は私の友人A子さんから聞いた、手料理に文句を言う夫に嫌気がさし、とある行動に出た話を紹介します。
平日は仕事、休日は趣味に没頭する夫
A子の夫は「家事や育児は女の仕事」と思って疑わない、古い価値観の持ち主。平日は仕事、休日はプラモデル作りや車いじりなど趣味に没頭しています。一切家事をすることはありません。今は子育てはひと段落しているものの……。
夫は自分と同じくフルタイムで働きながら、家事をすべて担当しているA子に対して、感謝の気持ちを表すことは一切ありませんでした。
「こんな固い肉なんて食えるか!」と暴言を吐く夫
A子は料理を作るのが、家事の中で最も嫌いでした。節約を心がけながら買い物をして、献立を考え、夫が帰宅するまでに調理を済ませるというこの作業が苦痛でなりませんでした。なぜなら、夫は自分は何もしないくせに料理に対しての文句がとても多かったからです。
先日、A子は仕事終わりにスーパーに行き、特売品の牛肉で肉野菜炒めを作って食卓へ出したのですが、どうやら今日は肉が少し固かったらしく……。「こんな固い肉なんて食えるか!」と夫は暴言を吐きながら、激怒したのです。A子が素直に謝ったものの「ちゃんとしたものを出せ!」と一方的に責める始末。