「それはおばあちゃんに買ってもらった。全部オンラインゲームの課金に使った」と、告白したのです。
A子は息子にオンラインゲームで遊ぶことは許可していましたが、トラブル回避のため課金は禁止していました。
それを不満に感じていた息子は、A子に内緒で義母にプリペイドカードをおねだりしていたのです。
プリペードカードなら、カードを処分すればお金を使ったことはA子にバレません。
今回は、息子がプリペイドカードを捨てるのを忘れたため、無断課金の事実が発覚。これまで息子は親に無断で課金をしていたのです。
総額にめまいが……
A子は「一体いくらおばあちゃんに買ってもらったの?」と尋ねると「……わからない」と言う息子。総額がわからないほど買ってもらっていたのです。
課金履歴を確認すると、総額で約20万円!
その金額を見たA子はめまいを起こしてしまいました。
A子は、息子が一度課金を始めると歯止めが利かなくなるタイプだと気づき、ゲームとの付き合い方を見直す必要があると感じました。
孫を可愛がる気持ちから、息子の願いを聞き入れてしまった義母。しかし、それが結果的に息子が無断で高額な課金を繰り返すきっかけとなってしまいました。
ゲームが楽しいのはわかりますが、改めて息子にゲームで遊ぶ際のルールを決め、義母には大金を子どもに渡さないようにきつく注意したそうです。
この出来事を機に、改めて家族でゲームとの付き合い方について真剣に話し合い、それぞれの役割と責任を明確にすることができました。お金の管理だけでなく、子どもの成長段階に合わせたルール作りや、祖父母との連携の重要性も痛感しました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:江田愉子