雨が増える梅雨の時期、傘のマナーを知らないと赤っ恥をかいてしまうことも。知人は仕事の訪問先でNGマナーを連発して、先輩から叱られてしまいました。知っているようで意外と知らない、傘マナーのエピソードをご紹介します。
雨の日の打ち合わせ
A子が先輩のB美と、取引先で打ち合わせをしたときのこと。
B美は別の仕事があったため、取引先には別々に向かうことになりました。
当日は、朝からあいにくの雨模様。A子は傘をさして、取引先に訪問しました。
取引先の玄関付近には傘立てがありましたが、A子は傘立てを使わずに会議室まで持参することに。ビニール傘を持っていたので、傘の盗難や取り間違えが心配だったからです。
会議室に案内されると、A子は空いていた椅子に傘を立てかけました。
その後、B美も到着して打ち合わせがスタート。打ち合わせは無事に終わりました。
ところが会議室を退出しようとしたとき、A子を見たB美が険しい表情をしたのです。
先輩の顔色が変わった理由とは?
B美は取引先に向かって「ご無礼を働き申し訳ございません!」と謝罪し、バッグからハンカチを取り出しました。
そしてサッとしゃがみこんだのです。
B美は、ハンカチで床をふき始めました。A子の傘から水滴が落ちて、床が濡れてしまっていたのです。
その様子を見たA子は慌てて自分も床をふこうとしましたが、ハンカチを忘れたようで見つかりません!
あたふたしているうちにB美は床をふき終わり、A子はうなだれながら会議室を退出することになりました。