今回は筆者の知人A子さんから聞いたお話をご紹介します。
大事な事に気付いた。私、間違ってた
「私のお父さんなら、靴下を裏返したまま洗濯機に入れない」
「私のお父さんなら、お母さんが作った料理はどんなものでも美味しいと言って食べてくれる」
A子さんは、「私のお父さんなら……」と、自分の父と夫を比べる発言を連発したのです。
もちろん夫は大激怒しましたが、自分と同じ事をされているとは全く気付いていませんでした。
怒り続ける夫を見て、A子さんはふと気付いたのです。
「夫は全然優しくない。お父さんみたいな人と結婚したかった」
そう思うと、自然に離婚する決意が出来たのです。
全く謝らず激怒する夫に向かって、そのまま離婚したい事を冷静に伝えました。
自分の本音を伝えたら、お互い変われた。
すると、怒っていた夫が真っ青になり、なんとまさかの大号泣!
夫の今まで見た事のない泣きっぷりに、A子さんはただただ驚きました。
泣いて離婚を拒否する夫だったので、今までの事をしっかり話し合う事に。
夫は自分のしていたことが傲慢だったと、ちゃんと反省して謝罪してくれました。
それから15年経ち、今も夫婦をしています。
未だに喧嘩もしますが、夫は本当に変わりました。
A子さん自身も、あの頃は夫にイライラするだけで全然大切に出来ていなかったと反省して、夫婦として上手くやっていきたいと思うようになったのです。
あの時言い返したことが、こんなにいい結果になるとは思いもしませんでした。
これからも喧嘩はほどほどに、仲良く生きていきたいと思います。
まとめ
夫婦は長い長い年月を共にするものです。時に喧嘩をすることはあっても、本音を言い合い支え合えることが理想ですよね。
これからも夫婦仲良く、頑張ってください!
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K