ゴミは個人情報のかたまりです。他人にチェックされるなんて絶対に嫌ですが、実際そんなことをする人もいるようで……。今回は、ママ友から聞いた「ゴミをチェックしまくる近所の女性」のお話をご紹介します。

ゴミチェックをする女性

ある日、燃えるゴミの日だったので、段ボールや古着も一緒に出したことがあったんですが、それをAさんがチェックしてダメ出ししてきたんです。
「それは資源ごみの日に出してください!」
たしかに段ボールや古着は資源回収の対象ですが、可燃ごみに出してもOKと書かれているので……と説明しても、しつこく注意してくるのでトラブルは避けようと思い、その日は持ち帰りました。

それ以降、空き缶や空き瓶の日も何処で見張っているのかゴミを出した途端駆け寄ってきて、
「それは資源ごみになりますよ!」
とダメ出しされました。Aさんは、私がゴミを捨てに行くとどこからともなく現れて、私が出したごみをチェックするようになりました。

ゴミチェックをする理由とは?

この話を仲良くしてもらっている近所の方に話すと、みなさん周知のようで理由を教えてくれました。

なんでもAさんは婦人会の役員をしているらしく、資源回収の代金がそのまま婦人会の会費の足しになるため躍起になって資源ごみを資源回収に回すよう注意して回っているという事でした。
Aさんは婦人会の活動に熱心で、地域の補助金が減らされて資金を増やそうと頑張っているらしいのです。Aさんの気持ちは理解できる面もありますが、ゴミを監視されるような真似は不快ですし、怒鳴るように言われると正直困ってしまいます。皆さんはどう思われますか?

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira