子育てに正解はない! とわかっていても、育児には悩みがつきもの。筆者の知人Aさんも、自分の子どもは育てにくいタイプだと思い悩んでいました。そんなAさんを救ったのは、同じようなタイプの子どもを育てた先輩ママの一言だったのです。やっぱり何事においても先輩は頼れる!
息子は育てづらい
Aさんは小学6年生の息子Kくんを育てるママ。Aさんはこれまでの育児の中でKくんのことを「育てづらいタイプだな」と感じることがありました。
Kくんは対人関係でのトラブルが多く、先生や友だち、親など誰にでも反発するタイプです。すぐに口喧嘩になり、言わなくていいことまで口にしてしまってトラブルとなっていました。
Aさんは学校や喧嘩相手に謝りに行くこと多数。「うちの子はどうしてこうなんだろう。私の育児間違ってたのかな…」と落ち込むことがよくありました。
今日もまたトラブル
ある日学校から、息子がトラブルを起こしたので、仕事が終わったら来てほしいと職場に電話がありました。
「今日は何をやらかしたんだろう…」
Aさんはすっかり落ち込んでしまい、職場の休憩室で伏せっていました。すると、落ち込んだ様子のAさんに声をかけてくれる人物がいました。
「大丈夫?」
Aさんよりも5歳上の先輩Cさんに声をかけられ、AさんはKくんのことで悩んでいると打ち明けました。