自分がどのようにして生まれてきたのか、両親に望まれていたかどうかを知りたがる子どももいます。そんなときにどう答えるかが、子どもの心に大きく影響を与えることも。今回はそんな子どもに心無い発言をした姑を成敗した経験のある筆者の知人Aさんから聞いたお話です。
大事な我が子
Aさんは1人目の男の子を産んだ後、次の子を流産してしまった経験があります。
その後娘を授かり、健康に生まれて来てくれたことに心から感謝していました。
「生まれて来てくれた子も、この世で会えなかった子も、みんな私たち夫婦の大事な子」
Aさん夫婦は流産してしまった子のために、仏壇にお花を欠かさずに供えていました。
そんなAさん夫婦を見て、小学生になったばかりの娘は不思議そうな顔。
「このお花は誰のため?」
「娘ちゃんのお兄ちゃんかお姉ちゃんになるはずだった子のためだよ」
Aさんがそう答えましたが、娘はまだ幼いためによくわかっていない様子でした。
「うわあああん!!!」
そんなある日、同居の姑の部屋から娘が泣きながら出てきたのです。