反抗期真っ只中の高校生の息子を持つ友人から聞いた話です。家ではほとんど話さず、常にイライラしていて何を考えているのかわからず困っていました。しかし、ある日、電車の中で彼が照れくさそうにしながらも席を譲る姿を目撃。その後の息子の行動があまりにもイケメンで、思わず涙が……。

家では反抗的な息子ですが、不器用ながらも人に優しくできる子に成長してくれていることに友人は心底ほっとしたそうです。あの日見た息子の照れくさそうな顔は今でも心に残っているとのこと。
もちろん、この出来事を友人が目撃していたことは息子には内緒です。友人だけの特別な息子の思い出です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:fumo
ltnライター:Kumi.M