子どもを産むなら若くて体力があるうちがいい、なんて言われたことがある人もいるのでは? 確かに子育てには体力が必要ですが、何歳で産むかは本人の自由です。今回は子どもを産んだ年齢で周りのママ友に年寄り扱いをされた経験のある筆者の知人、Hさんに聞いたお話です。
高齢出産をして……
Hさんは第一子の娘を高齢出産し、毎日家事と育児に追われる忙しい日々を送っていました。
「いてて……もう腰が限界」
最近子どもを抱っこする時に腰を痛めてしまったため、定期的に整骨院に通っています。
「あらHさん、腰痛いの大丈夫? ほんと高齢ママは大変よねえ」
子どもを幼稚園に送った帰り道、Hさんは子どもが同じ幼稚園に通う若くて派手な身なりのギャルママグループに声をかけられました。
「ああ、ご心配なく」
「これからまた整骨院行くんでしょ? やっぱ子どもは若いうちに産んどけってほんとなんだね~」
ギャルママたちはそう言ってクスクスと笑い合います。
実はHさん、先日整骨院に入って行くところをギャルママに目撃され、腰を痛めたことを知られてしまったのでした。
それからというもの、ギャルママたちはHさんに会うたびに年寄り扱い、というよりむしろババア扱いをしてくるように。
しかしギャルママたちとは10歳程度年齢が離れているため、Hさんは言い返すのも面倒でそのままにしていました。