超高齢化社会を迎えている日本では高齢者向けの施設も増えてきてはいますが、中には「老人ホームやデイサービスなんて……」とマイナスのイメージを持つお年寄りも少なくないようです。今回は、筆者の友人がユニークなエピソードを聞かせてくれました。

高齢の祖父が心配

私の祖父は今年90歳になりますが、年齢のわりに考え方が若く、身なりにも気を遣っていてオシャレです。
私にとっては大好きな自慢の祖父なのですが、最近ちょっと悩んでいることが。

平日の昼間、祖父以外の家族は全員学校や職場に出掛けていなくなります。まだまだ元気な祖父ですが、さすがに高齢者が家に1人だけというのも物騒だし、心配です。

そこで、家族がいない時間帯だけでも近所のデイサービスに行かないかと持ちかけてみたのですが…。

デイサービスに行くことを拒否

祖父はデイサービスを「そんなダセェところに行けるか」と断固拒否!

実は数年前に亡くなった祖母は毎日楽しくデイサービスに通っていたのですが、そこで子どものような遊びをしているのを祖父は見たことがあって、「あんなことをさせられるなんて恥ずかしい」と感じてしまったようです。

もう利用するデイサービスの目処も立っているのに、肝心の祖父がこの調子では、とても通えそうにありません。

所長に相談すると…

悩んだ末、デイサービスをお願いする予定の老人ホームの所長に相談すると、ユニークで面白い案を出してくれました。