周りから褒められたくて買い物がやめられない……まるで見栄の塊だった筆者の友人。そんな彼女は、先輩のある言葉で浪費癖が治ったといいます。 友人から何があったのか、当時の話を聞きました。
キラキラしていた独身時代
独身時代は、有名企業でバリバリ働いていた私。短大卒だったこともあり早く就職したので、当時は周りの友人たちよりもお金がありました。
私の趣味はショッピング。給料が入ればすぐに百貨店へコスメや服を買いに行っていました。ちなみにボーナスはブランドバッグに変わります。
「いつも頑張っているんだから、これくらいご褒美よ」
買い物をするたびに、幸福感を感じていたあの頃。それでも友人達から「今日もオシャレだね!」「こんな高いバッグ買えてうらやましい」などと褒められるのがとても嬉しかったんです。
専業主婦になった今
その後、結婚し寿退社をした私。周りで一番に結婚した私は、正直勝ち組だと思っていました。その数年後、子供を出産し、本物の幸せを手に入れたかのように思えました。
しかし、私は結婚後にストレスを抱えていくようになります。家庭を持ったことで、自分のためにお金を使うことが難しくなったからです。
数か月に一度会う独身の友人たち。流行のファッションに身を包んだ彼女たちがうらやましくてたまらない。さらには「結婚してからなんか変わったね」と言われてしまう始末。
私は友人たちと自分の身なりを比べるようになり、再び結婚前の貯金から服やコスメを買うようになっていったのです。