義家族とのお付き合いは、気を遣うことが多いもの。義家族間の仲が良くないと、気疲れも倍増ですよね。今回は、義姉と義妹の板挟みになった知人から聞いたエピソードをご紹介します。

義妹の出産祝いが発端でトラブルが発生

A子の夫は、姉と妹に挟まれた長男です。A子は義姉や義妹と馬が合わず、 付かず離れずの付き合い方をしていました。
そんなとき、義妹のB美が第1子を出産。A子は出産祝いに1万円を包んで渡しました。

義姉のC恵は「2人目を希望していないから」と、お金ではなく使わなくなった子供服やベビーカーをお祝い代わりに渡したそうです。
新品のベビーカーは数万円以上するので、お下がりはありがたいもの。でもこのC恵の行動から、トラブルが発生してしまったのです。

「お祝いを返して!」

その数か月後、「2人目は希望していない」と言っていたC恵ですが、第2子を妊娠。予期せぬ妊娠が判明したのです。
C恵はB美に「また使うから、渡した子供服やベビーカーを返して」とお祝いの返却を要求しました。
譲られたベビー用品を使用中のB美は、「今さら、何言ってるの?」と返却を拒否。「返してほしいなら、迷惑料込みのお祝いとして5万円を渡せ」と、C恵に現金を要求したのです。
C恵は「元は私のものだから返すのが当然でしょ! 5万円も要求するなんて図々しい!」と反論して、姉妹で大ゲンカになってしまいました。

巻き添えを食らったA子

A子は無関係のはずですが、見事に巻き添えを食らってしまいました。
B美とC恵の両方から相手の悪口を聞かされ、「相手が非常識だ。A子は自分の味方になれ」と要求されてしまったのです。
しつこく連絡してくる2人に、A子はうんざり。板挟みになったA子は、「姉妹ゲンカに私を巻き込むな!」とついにブチ切れてしまいました。