日本中でずっと話題が消えない「いじめ」の問題。特に学生は、学校と家が世界の全てだと思ってしまいがちなので、中々逃げ出す事が出来ない子が多いようです。
今回は筆者の知人A子さんから聞いたお話をご紹介します。
今回は筆者の知人A子さんから聞いたお話をご紹介します。
突然の登校拒否。まさかいじめられてるだなんて
A子さんの息子が小学3年生になった頃の事でした。
「学校に行きたくない。」
息子は突然そう言い出しましたが、理由は話してくれません。
初めは無理に行かせていたのですが、ついに泣いて拒否するほどになったのです。
仕方なく学校を休ませること数日、息子が「実はいじめられている」と話してくれました。
A子さんは大ショックでしたが、それ以上に傷付いているのは我が息子。
息子は誰にいじめられているかなど詳しく話してくれず、学校にも相談の電話をしましたが犯人は未だ不明のまま。
どうしたらいいのかと毎夜悩み、夫婦で話し合いの日々が続きました。
同じクラスのママから連絡が。救世主に思わず涙
「最近息子君が学校来てないらしいけど、どうしたの?」
ある日、同じクラスのBママから連絡が来たのです。
困っていたA子さんは、そのままBママにいじめの相談をしました。
元々Bママとはあまり親しくなかったのですが、親身になって聞いてくれたのです。
事情を話すと、いじめに対して物凄く怒ってくれて、A子さんの息子の事を本当に心配してくれました。
A子さんは味方が出来て、本当に嬉しく思っていたのです。
しかし後日、学校からの連絡で思わず耳を疑うことに……。