子どもが体調不良のとき、病院を受診すべきか様子見すべきかは悩みどころ。筆者の知人Aさんは、中学1年生の息子がお腹が痛いと言うのを様子見していたところ、命に関わるかもしれない事態になってしまいました。
医者から説教され…
救急車で近所の病院に運ばれた息子は盲腸と診断され、緊急手術が行われました。2時間弱の手術を終えた後、医師はAさんに「どうしてこんなになるまで放置したんですか!」と言ったのです。
医師の説明によると、息子の腸はひどい炎症を起こしており、腸が破裂してしまうところだったとのこと。盲腸は放置すれば死んでしまうこともあると聞かされ、Aさんは青ざめました。
「私が今朝病院に連れていっていれば…」と、Aさんは後悔したのでした。
自己判断せず病院受診は大事
幸いにも、息子はすぐに回復し退院。「救急車乗れてラッキー!」と楽しそうにしてくれていたのが、Aさんにとっては救いでした。
もし、あのとき「ご飯ができたよ」と声をかけずに、まだ寝かせておこうと思ったら今頃息子は死んでいたかもしれない…。そう考えるとゾッとしてしまったAさんですが、今後は些細な体調不良でも放置しないように気を引き締めていきたいとのことです。
年齢にかかわらず、自己診断せずに病院を受診するのは大事なことですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶