子どもが体調不良のとき、病院を受診すべきか様子見すべきかは悩みどころ。筆者の知人Aさんは、中学1年生の息子がお腹が痛いと言うのを様子見していたところ、命に関わるかもしれない事態になってしまいました。
どうする? 腹痛を訴える息子
Aさんは中学1年生の息子を育てる母。今朝、登校前に息子が「お腹が痛い」と言い出しましたが、大したことはないだろうと思ってそのまま送り出し、自分も出勤しました。
息子は幼い頃から胃腸が弱く、朝からお腹を痛がるのはよくあることだったので、今回もそのパターンだろうと思ってしまったのです。さらにAさんの仕事が繁忙期だったこともあり、今息子に休まれたら困るという思いもありました。
帰宅後もお腹を痛がり…
その日、Aさんが仕事を終えて帰宅すると、息子は「お腹が痛いから寝てるね」と言い自室へと向かいます。Aさんは心配にはなったものの、寝ていれば治るだろうとそのままにしていました。その後、夜ご飯ができたので息子に声をかけに部屋に行くと、そこには脂汗をかいて苦しむ息子の姿が…。
お腹を押さえてのたうち回る息子の様子を見て、ようやくAさんはこれがただの腹痛ではなさそうだと気づきます。自分で病院へ運ぶのは無理と判断し、救急車を呼ぶことにしました。