あなたの周りにもマウント大好きママ友はいませんか? 家の大きさや乗っている車、または持ち物などをいちいちチェックしてはマウントを取って来る人って本当に面倒ですよね。今回ご紹介するのは、筆者の友人から聞いた「子どもの習い事でマウントを取ろうとするママ友のエピソード」です。
娘は運動大好き! バイオリン教室を断ると……
バイオリン教室への誘いを断り空手教室へ通い始めると、B美はクスクス笑いながら「空手教室の方が月謝安いもんね~!」とまるで我が家が月謝で習い事を決めたかのようにバカにしてきました。私は内心『カチーン』ときましたが、あまりにもバカバカしいので相手にしないことに。
すると2年後。
バイオリン教室はB美が思っていた以上にお金がかかるらしく、困ったB美は先生に相談しました。
「こんなにお金がかかるなんて……。先生、どうにかなりませんか!?」
それに対し先生は「これからもっとお金がかかりますよ」と相手にしてくれなかったそうです。
結局、B美の娘は教室をやめることになりました。
その話を聞いた私は『月謝でマウント取ってきたのにお金が理由でやめるとは、皮肉なものよね』と思ってしまいました。ちなみに私の娘は今でも楽しく空手教室に通っています。
言うまでもない事ですが、子どもの習い事で大切なのは子どものやる気や個性に合っているかなどであって親がマウントを取れるかどうかではありません。元々は子どもの希望でバイオリンを始めたのかもしれませんが、親に振り回された挙句、教室をやめさせられてしまったB美さんのお子さんが一番の被害者でしたね。気の毒でなりません。
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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:オカザキワカコ
ltnライター:江田愉子