悪いことをしたらきちんと謝る──そんな当たり前のことが教えられない親もいるものです。これは筆者が実際に経験した子どものイジメにまつわるエピソードです。とんでもない加害者の親の行く末は……?
不登校
私の息子は、小学校のクラスでイジメに遭い、不登校になりました。
イジメの首謀者はクラス内の女子児童3人。
他の子をイジメていたので息子が注意したところ「生意気なんだよ!」と言われ、その日を境に息子がターゲットになったのです。
学校側もクラス内にイジメがあることは把握していたものの、息子が不登校になって初めて対応に乗り出しました。
息子や周囲のお友達の証言から、3人の女子児童のことはすぐに公になり、学校で話し合いの場が持たれることになりました。
加害者の親
イジメグループの首謀者の保護者・Hは、謝罪するどころか娘が加害者であることも認めず、「イジメられる側にも原因があるんじゃない?」と言い放ちました。
そのセリフに一同は唖然……。
何を話しても一向に認めないHに、正常な対応は無駄だと判断した私は、その後一切関わることをやめたのです。
進学
結局、息子は2年半近く不登校になり、フリースクールへ通うようになりました。
しかし、一念発起し「小学校のクラスのメンバーと違う学校へ行きたい」と別の学区の中学校へ進学することを決めました。
進学先の学校やフリースクールの先生ともたくさん話し合い、息子は無事に中学校生活を迎えることができたのです。