母親の過去を全て知っているという子どもは少ないでしょう。今の姿からは想像できない過去が、反抗期の娘に響くこともあるようです。これは筆者の友人・K美から聞いたお話。彼女が封印していた過去が救った思わぬ状況とは?
娘の変化
K美の娘は、現場にいただけで、実際に万引きはしていなかったことがわかり、補導されたのも初めてだったため、特にお咎めはなく、そのまま帰してもらえました。
しかし、K美の娘は勝手に勘違いし「お母さんがいたから帰れたんだね!」と今までとは態度ががらりと変化。
その日を境に、K美が「情けない」だの「みっともない」だの言われることは一切なくなったそうです。
K美の娘がお咎めなく帰れたのは、別にK美の過去が関係しているわけではありません。
でもK美曰く「娘が勝手に勘違いしてるんだよ。まぁでもアイツ(警察官)のおかげで、少しは反抗期がマシになったかなぁ。」とのこと。
K美の娘がどう思ったかはわかりませんが、K美のことをバカにしなくなったのは、雨降って地固まる……かもしれません。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K