いくら時代が変わっても、なかなか古い考えを改めるのは難しいようです。知人のお義母さんは「女の子は大人になったら嫁に行くもの」と言う考えを捨てきれずにいました。するとある日、帰省していた孫たちとの間でトラブルが起きてしまったのだそうです。
今回は知人に聞いた「お義母さんが、孫たちに正論で論破されてしまった」エピソードをご紹介します。

遊んでいた子供たちに手伝いをさせる義母! しかしいつも女の子ばかりで……

女の子だけに手伝いを頼み、男の子には「遊んでていい」という義母に娘たちが疑問を感じたようです。
「ねえ、どうしてばあばは、女の子だけに手伝えって言うの?」
「それはね、女の子はいつかお嫁さんになるから家事ができないと困るでしょ? だから小さいうちから手伝っておくんだよ」

義母とのこんなやり取りの後、娘たちは納得するどころか不満が爆発!!
義母に「えー、何にもできない男の子と結婚なんてしたくない!」と反論し、遊んでいた男の子たちにも「ほら、お皿運んで~」と声を掛けたのです。それだけではなく義父にまで「じいじもばあばとお料理したら?」と言い放ったので、義母は口をあんぐり開けて驚いていました。

お義母さんは良かれと思って女の子にだけ手伝うように言ったのでしょうね。ただ、現代の子どもには通じなかったようです。育ってきた時代背景が違うので考えが違うのは仕方のないこと。しかし世代が違ってもお互いの価値観を認めあい、受け入れることで良い関係性を築いていきたいものです。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:中谷 茜
ltnライター:安藤こげ茶