筆者の知人には小さい頃から虚弱体質だった弟さんがいます。ご両親は小さな弟さんを連れて病院を回ったものの、原因は分からなかったそうです。しかし結婚後、病院で再度検査を受けると驚きの理由が判明! 長い間家族を苦しめてきた原因とはいったい何だったのでしょう? 知人に話を聞いてきました。
産まれた時から身体が弱かった弟が嫁のススメで再検査!
お医者さんには、「将来は寝たきりになるかも」とまで言われたことも。家族から心配されていた弟でしたが、寝たきりにはならず無事に大人になり、結婚して健康な子供も授かりました。
しかし40歳を前に弟嫁の勧めで初めてアレルギー検査を受けると、驚くべきことが判明したのです。なんと、ほぼすべての食べ物にアレルギーが!! その結果には医師も驚いていたのだとか。
除去すると食べるものがなくなってしまうほどなので、薬を飲んで今まで通りの生活を続けていく事になりました。
検査を受けたきっかけは普段の食生活を観察していた弟嫁の勘!
弟は「子どもの頃からの体調不良の原因が判明してよかった」と喜んでいます。今の困りごとはビールの飲み過ぎで発症した痛風だけだそうです。
弟さんが子どもの頃はまだアレルギーという言葉も一般的ではなく、「食物アレルギー」の可能性を考える人はいませんでした。長い間ご両親も弟さんも苦しまれた事と思います。それが今では困りごとは「痛風」だけという言葉に現在の落ち着いた生活ぶりを感じました。弟さんにはこれからも無理だけはせず、ご両親を安心させてあげて欲しいですね。
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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:佐田 静
Itnライター:田中つぐみ