家族にはさまざまなカタチがありますよね。でもちょっと理解ができない非常識な家族もいます。これは筆者のお隣さんのお話。不思議な隣人の驚くべき事実に、少々呆れてしまった筆者の実体験です。

おばあちゃん

後日、庭で隣のおばあちゃんに顔を合わせる機会がありました。
おばあちゃんは私に「本当にありがとうございました。」とお礼を言ってくれた後に、ささやくような小さい声で、こう話してくれました。

「うちの嫁は子どもが嫌いなんです。息子から育児放棄になっているって聞いて、手伝いに来てるんです。子育てや家事は全て息子がやってるんですが、仕事もあるからなかなか行き届かなくて……。」

確かに、隣の奥さんは引っ越しの挨拶で「子どもが嫌い」と言っていました。
でもなぜか双子が生まれ、それじゃなくても大変なのに、すべてを旦那さんやお姑さんに押し付けている──。

何か理由があるのかもしれませんし、さまざまな家庭のカタチがあるのは良いのですが、いなくなった子どもを心配する素振りも見せず、第一声が「家で寝ていただけなのに」と叱った奥さんには、心底呆れてしまいました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K