「自分の子どもには幸せになって欲しい」これは親であればみんなが思うことではないでしょうか? 結婚して独立しても、子どもの幸せを常に願っていた筆者の友人・K美。しかしK美は嫁のM希に一抹の不安を感じていました。その原因とは──? K美から聞いた話をご紹介します。
嫁のM希
私にはJという息子がいます。Jは20代前半で結婚をしました。
「まだ少し早いのではないか」という私たち夫婦の不安をよそに、Jは強行突破でM希と結婚。
Jの仕事の関係で、我が家の近くに住んでいます。
お嫁さんのM希はとにかく気の強い今風の人で、私はあまりそりが合わず、付かず離れずのお付き合いをしていました。
待望の第一子
結婚して3年目、J夫婦に待望の第一子が誕生しました。
M希は複雑な家庭で育っていて、実母との折り合いが悪かったので、産後は我が家で面倒を見ていました。
M希はとにかく自分が最優先の人で、周りが思うように動かないと機嫌が悪くなります。
産後で体調も戻らないのだろうと思って大目に見ていたのですが、ただ私が気になっていたのは、生まれたばかりの赤ちゃんに対して、M希が母親らしからぬ暴言を吐くことでした。
暴言
M希の暴言は私にとって衝撃でした。
「うるさいなぁ!」
「さっさと寝ればいいじゃん!」
「今ご飯食べてるんだよ!」
まだ1ヶ月にも満たない赤ちゃんは、泣くことしかできません。
M希は考えられないような対応ばかりしていたので、私が常に孫の面倒をみるようにしていたのです。