若者の常識は親世代の非常識!? いつの時代も大人は若者の生み出す文化に苦労させられるのかもしれません。筆者の知人Aさんは高校生の息子を叱っていたら、恥ずかしい目に遭ったそうです。Aさんから聞いた親にとっては困る高校生の生態を見ていきましょう!

通話つなぎっぱなしは常識?

説教された息子が指さしたのは自分のスマートフォン。

「通話つながってるから、お母さんが怒ってるの俺の友だちに聞かれちゃってるよ」

叱っているのを聞かれた恥ずかしさでいっぱいになるAさん。息子に通話を切らせ話を聞きます。すると、何も用事がなくてもとりあえず通話をつなぎっぱなしにしておくのが今の常識だと言うではありませんか。

これまでも家にいるときは通話をつなぎっぱなしにしており、Aさん一家の会話は息子の友人に筒抜けだったのです。

友達付き合いも大切だけど……

息子に通話をつなぎっぱなしにするのはやめてほしいと訴えても、会話や生活音を聞かれることの恥ずかしさがいまいちピンとこない様子。

話し合った結果、自分の部屋でだけ通話のつなぎっぱなしはOKとすることになりました。

無料通話アプリを使用しているので、料金はかかりませんが、Aさんはこれまでどんな会話を聞かれていたのだろうと思うと、恥ずかしい気持ちでいっぱいになるそうです。家で誰にも聞かれてないと思っている発言を、誰かに聞かれてしまうなんて恥ずかしいものですが、今どきの若者は平気なのでしょうか。Aさんの息子さんの周りだけなのかもしれませんが、若者の感覚に驚いたお話でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶